地域と連携した教育
理学療法学科では、コミュニケーション能力の向上と臨床現場での実践的な能力の向上を目的とし、「川平法奈良教室」の方々と連携した教育を行っています。


川平法とは
主に脳卒中によって麻痺した筋肉の意図した正しい動作(運動)を引き出すための治療法です。正しい動作(運動)を反復して行い、神経を再構築することによって麻痺した手や足の動作の改善を目指します。


川平法奈良教室との連携
「川平法を自分たちで」
奈良教室の方々と連携して、ボランティア活動や演習授業を行い、実践的な知識、技術、また医療従事者としてのマインドを育てています。
月1回の教室の活動を、理学療法・作業療法学科の学生・教員が一体となってサポートしています。患者さまに直接触れ、国際レベルでエビデンスが認められている脳卒中片麻痺の運動療法(促通反復療法)を学ぶことができます。
また、2年次の理学療法評価演習ⅡBでは、教室の方々と共に半年かけて、理学療法の評価から治療に至るまでの一連のプロセスを学習します。実践力を育むと同時に、医療従事者としての心構えを学ぶ貴重な機会になっています。

